諸君、ついに我々はエチオピア軍を国境線まで後退させることに成功した。さらに追放されていた前政権との接触を果たすことができた。運がよければ、彼らはすぐに力を盛り返すことだろう。そして我々がその手助けをするのだ。
しかしまだ一点注意を要する事柄が残っている。それはTesfaye Wolde大佐の存在だ。Woldeは現在の状況を打開するための最善の手段が、私設軍隊の残存部隊とともに装甲車輌で戦うことだと決断した。諸君らの考え方は自由だが、Woldeの決断は決して「勇気」と呼ぶべきものではない。
現在のところ、Wolde大佐の装甲部隊は常に北へ移動している。我々はその部隊が約11時間後にMereb Wenzにかかる橋の破壊を狙っていると推測している。諸君は橋へ先回りし彼らに対面することになる。
敵部隊は、連続する滝を見渡す峡谷にかかる橋を渡るだろう。諸君は、この地方独特の建造物によって保護されている広い浅瀬を渡って下流へ移動するのだ。浅瀬を渡り終えたらすぐに戦闘準備をし、敵戦車への攻撃態勢を整えよ。橋は敵の行動を封じるには最も良い場所だ。敵装甲車輌が橋に到達る前にここを守る敵歩兵を排除する必要がある。もしこれに失敗すれば、歩兵部隊は装甲部隊と合流し、諸君は苦境に立たされるに違いない。加えて、敵の最後の対空ミサイルランチャーが橋を防御している。ミサイルランチャーは装甲部隊が通る道路に沿った交差点の西側に位置している。ミサイルランチャーを破壊せよ、そうすれば最後の作戦は終了だ。
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