新米攻略!
基本動作


基本動作
 初心者さんの多くが抱える問題に「移動していたら撃たれた。どこから撃たれたかわからない。」というのがあります。
 実はこれ、大げさに言えばGRの醍醐味でもあります。幸運を除けば、屋外での戦闘は「先に見つけたほうの勝ち」だと言えます。つまり敵がこちらを発見するよりも先に、こちらが敵を発見して倒す必要があります。

 そして目的の場所へ移動するためには、安全な場所から敵がいないか探し、敵を発見したら倒し、目的地への道の安全が確保されて初めて移動に移ります。長い距離の移動はその繰り返しです。

 ここでは基本動作を色々な種類別に説明します。



キーの基本
 初心者さんが乗り越えなければならない難関に、キー配置を覚える事があります。こればかりは慣れるしかありません。ただし手間がかかるやり方に慣れてしまうと後で困るので、ここでは最低限こうしたほうがいい、というのを紹介します。


・武器切替えキー
 初期設定の武器切替えキーは[/]キーに設定されていますが、これはかなり不便です。武器を切替えたい時にどちらかの手を移動させる手間があります。その間は移動したり視点を変えたりできませんから、当然不利になります。
 これを解決するためにオプションのキー設定で[G]キーにリマップしたほうが良いです。これだと手を移動させずとも人差し指で武器を切替えることができます。


・移動キー
 前進は[W]キーですが、このキーは中指で押しましょう。人差し指で押してしまうと左右の移動がとりにくくなるばかりでなく、発射速度やズーム、武器の切替えなどが素早くできません。
 [W]キーを中指で押す事で、他のキーがどの指でおせるか説明するまでもなく感覚でわかるでしょう。


・ズームキー
 武器のズームはマウスのホイールでもできます。マウスのホイールはズーム倍率をじわじわと変更できるのですが、狙撃銃などズーム倍率の高いものを最高倍率までズームするには時間がかかり、ズームしている間に敵が移動してしまうことも考えられます。
 [R]キー[T]キーを使用すればホイールを回転させる手間も無く素早くズーム倍率を上げられるので、できればズームはキーで行った方が無難です。



移動と索敵の基本
 移動は基本的に立って走りましょう。


・茂みから茂みへ
 ただ漠然と走っていると敵に見つかって撃たれてしまいます。移動は障害物から障害物へと素早く移動し、周囲を確認する必要があります。この時の障害物は弾丸を防ぐための障害物ではなく、敵の視界から逃れるための障害物です。
 茂みがある場所ではできるだけ茂みから茂みへと移動してください。それもできるだけ素早くです。そうすれば敵に見つかる可能性が大幅に減るでしょう。
 「移動中は姿勢を低くすれば敵に狙われる面積が減るから、かがんで走ったほうがよい」という教えもありますが、それ以前に見つからないことが肝心です。敵に先に発見されるということは死ぬ事だと覚えておいてください。
 茂みから茂みへは必ず立って走ってください。かがんで走っては遅すぎます。


・茂みから索敵
 茂みから茂みへと移動したら敵を探します。つまり索敵です。しかしその前にその茂みを見てみましょう。幹が見えないほど低く茂っている茂みなら即座に正確な射撃ができるようにしゃがんで索敵しましょう。幹が見えている茂みでしゃがむと下半身がむき出しになり目立ってしまうので立ったまま索敵しましょう。
 適切な姿勢をとったら、できるだけズームをきかせて辺りを見まわしてください。もしあなたが敵で、待伏せをするとしたらどこに陣取るでしょうか?敵の気持ちになったつもりで、敵がどこに隠れているかを予想しながら敵を探してください。


・動かずに索敵
 初心者さんがよくやってしまう失敗に、索敵中に撃たれてしまうというのがあります。「茂みから索敵しているつもりなんだけど・・・」と思っていても、自分では気付かないミスをおかしている事もあります。たとえば・・・

例1:茂みから索敵中、敵が見つからないために少ずつ横に移動して敵を探すうちに茂みから離れてしまった。
例2:茂みから索敵中に敵を見つけたが見失ってしまい、それに気を取られて敵を追って茂みから離れてしまった。
例3:茂みから索敵中に建物を発見し、建物内部の様子をうかがおうと内部が見える場所に移動して茂みから離れてしまった。

 つまり、敵を探す事にあまりにも夢中になりすぎて、敵を発見したいがために、自分が敵に発見される危険があることを全く忘れてしまっている。そのために気付かないうちに茂みから離れて敵に見つかり撃たれてしまう、という事が考えられます。
  いくら索敵すると言っても、必要以上に移動して探したり逃げた敵を深追いすると逆に状況が悪化してしまいます。索敵する時はなるべく茂みから離れないようにピタリと茂みにくっついてください。葉が邪魔になって見えない場合は横に移動するのではなく、ほんの少しだけ前後に動いてください。


・茂みが無い場合は
 茂みが無い場合は他の障害物へ移動しなければなりません。岩があればそこに移動し、市街地なら建物から建物へと撃たれない場所へ素早く移動します。障害物が何も無い場所では双眼鏡かスナイパー・ライフルで遠方の敵を探しながら前進する必要があります。


・移動と索敵の繰り返し
 索敵もせずに移動すればいずれ敵に発見されてしまうでしょう。索敵だけしていては移動できません。目的地が遠い場合は移動と索敵を何十回も繰り返して移動する必要があります。


・敵への接近
 索敵中に敵を発見した場合、しかも敵がこちらに気付いていない場合。可能な限り安全に、そして確実に敵を殺す必要があります。もし敵までの距離が遠く、自分の持っている武器では確実に命中させることができないならば、さらに敵に接近する必要があります。
 敵と自分との間に茂みがある場合、まず敵と茂みを結ぶ直線の延長線上に移動し、茂みに向かって移動することで敵に発見されずに移動できます。
 茂みが無い場合はスナイパーなどを配置して対応するしかありませんが、一度その場から退却し、違うアングルから接近できるかもしれません。


・脅威インジケータを使用した索敵
 ご存知の通り脅威インジケータとは画面下にある丸いレーダーのようなものです。敵のいる方向や敵が発砲してきた方向をこの脅威インジケータからわかります。ただし方向は大雑把に4方向でしか示してくれません。
 この脅威インジケータで一番役に立つのが中央の赤丸です。普段は消えていますが、この赤丸が点灯すると半径40メートル以内に敵がいるということを意味しています。この時にセンサーを設置すればコマンド・マップに敵の位置が表示されます。



回避
 敵から発砲された場合は即座に回避行動をとらなければなりません。


・撃たれたら伏せる
 移動中に不意に敵からの発砲を受けてしまったら[X]キーを連打して即座にその場に伏せてください。不意に撃たれるということは死を意味しますが、運が良ければ伏せる事で敵の射線から逃れることができます。
 ただし伏せて難を逃れた場合でも、その場に釘付けにされているということを覚えておいてください。安易に姿勢を上げれば再び撃たれるでしょう。また敵が手榴弾を投げてきたら逃げることは不可能です。敵が発砲してきた方向を思いだし、即座にその方向に向いてください。
 そこから先の戦術はその状況と地形によります。つまりそこから先の戦術はあなた次第です。数秒で作戦を練り、即座に行動に移してください。


・振り向きながら伏せて反撃
 生き残るためには、敵に発砲された瞬間でさえこちらが有利になる行動をとらなければいけません。発砲された瞬間にその方向に振り向きながら伏せ、即座に敵の位置を確認して反撃してください。反撃はできるだけ弾幕をはり、当たりそうならグレネード・ランチャーも使用してください。援護兵なら容赦無く弾丸を撃ちこんでください。
 敵が遮蔽物に逃げ込んだらチャンスです。こちらは姿勢をあげて態勢を立て直します。そこからどういう行動に出るかはあなた次第です。


・岩や建物などの遮蔽物がある場合
 伏せるよりも遮蔽物に隠れるほうが早いとわかったら、即座に近くの岩や建物の陰に隠れてください。とにかく弾丸を防げる遮蔽物が目に入ったら何も考えずそこに身を隠してください。ただし自分と遮蔽物までの距離が10m以上離れていると隠れるまでに時間がかかるので身を隠したら、今度はどこから撃たれたか思い出してください。思い出せない場合でも、コマンドマップを見てどこから撃ってきたかを予想してください。そしてあなたの作戦を実行してください。


・茂みなどの障害物がある場合
 茂みが近くにある場合は素早く茂みに隠れてください。敵に発見された後でも茂みに隠れると敵は発砲をやめ、時には捜索を開始します。つまり敵が接近してきます。落ち着いて敵を探し反撃してください。



射撃
 初心者さんによくある間違いに、連射できる武器は常に連射しているというのがあります。武器にも理想的な射撃方法がいろいろあり、状況によっても変わってきます。
 射撃の目的は連射することではなく、的確に敵に命中させることだということを覚えておいてください。


・アサルト・ライフル - 屋外
 GRの作戦モードで登場するアサルト・ライフルはM16、M4、OICW、SA80、M4 SOCOMがあります。
 アサルト・ライフルの基本として、屋外で射撃するときは単発で撃ちます。これは連射したとき、初弾以外の弾はほとんど命中しないためです。フルオートやバーストで撃っていた方は、だまされたと思ってシングルで撃ってください。その方が命中精度が高いことがわかるでしょう。
 敵との距離が100m以上離れていれば命中させるために1発ずつ、100m以内ならば必殺を期すためにバンバンと、ワンツーパンチのように2発連続して撃ちこんでください。
 撃つときの姿勢は基本的に中腰です。すぐに動ける態勢で撃ってください。ただし待伏せで伏せる必要があるときや狙撃精度を高める必要がある場合は伏せた方が良いです。


・アサルト・ライフル - 屋内
 現実世界ではアサルト・ライフルを屋内で使用することはあまりありません。弾丸が部屋の中で反射して危険が大きいからです。しかしGRでは反射しないので屋内で使用できます。ただしM16はフルオート射撃が無いため屋内戦闘では好ましくありません。屋内戦闘に向いているアサルト・ライフルは、一番向いている順にM4、SA80、OICW、M4 SOCOMです。
 初心者さんは屋内での戦闘に恐怖を感じるでしょう。敵との距離が近く、緊張で正確な射撃ができません。そのため慣れないうちはフルオートで撃ってください。屋内での戦闘は反射神経の勝負だと言えます。敵を発見した瞬間が戦闘の始まりです。その瞬間にシングルで撃って外したらまず死ぬでしょう。それを避けるためにフルオートで撃ちまくって敵を蜂の巣にしてください。
 「慣れないうちは」と書きましたが、屋内では常にフルオートでも構いません。屋内戦闘をシングルで切りぬけるのはかなり慣れた人でないと無理でしょう。
 屋内では必ず立って撃って下さい。屋内では移動しつつ撃つことがあり、その時中腰だと狙撃精度がかなり落ちるためです。


・スナイパー・ライフル
 スナイパー・ライフルはどれもシングルですが、排莢機構にボルト・アクションとセミ・オートがあります。M24とL96A1がボルト・アクションで、SVD、M82、SR25がセミ・オートです。
 セミ・オートは一発撃った後にすぐさま次弾が撃てるのでボルト・アクションより優れていると思うかもしれませんが、実際のところ変わりはありません。撃つとその反動でレティクルが広がります。そしてレティクルが目標の大きさ以下まで収束してはじめて命中します。つまり、いくらセミオートで次弾が撃てる状況であっても、狙いが定まっていなければ撃てないと同じです。その点では狙撃精度の高いボルト・アクションの方が優れていると言えます。

 スナイパー・ライフルで撃つ場合はできるだけ頭を狙ってください。一発で必ず殺すためです。撃った瞬間に敵が頭を下げるかもしれません。頭をよく下げる敵の場合は、頭を上げた直後に撃てば外す事は無いでしょう。
 撃つときの姿勢は頭が確実に狙えるなら中腰で構いません。確実な狙撃を期すなら伏せて撃った方が良いでしょう。


・マシンガン
 GRの作戦モードで登場するマシンガンはM249、RPK74、MG3、PKMです。これらの武器はアサルト・ライフルとは違い連射して敵の集団にダメージを与える事を目的としています。逆に敵個人に当てるのは難しいので、敵が集団で現れることのあまりない新米モードではあまり出番が無いかもしれません。
 いくらフルオートしかできない銃とは言え、撃ちまくりはダメです。心理的には敵に恐怖心を抱かせる事ができるかもしれませんが、撃ちまくれば弾が散らばりすぎて当たりません。
 基本的にマシンガンは数発を1セットにして撃ちます。敵の集団の規模や広がり具合にもよりますが、100m以内なら5発程度を1セットで、100m以上なら3発程度を1セットで撃つと良いでしょう。
 マシンガンは伏せて撃った時にもっともその狙撃精度と制圧力を発揮します。自分の場所の付近に敵がいないなら伏せて撃つ事をお勧めします。


・サブマシンガン - 屋外
 GRの作戦モードで登場するサブマシンガンはMP5とMP5-SDです。
 はっきり言ってサブマシンガンは屋外での戦闘には向きません。特に敵が部隊を組んで現れる野戦では重装備をしている敵兵も多く、ピストルの弾を発射するサブマシンガンではそのような敵相手にはあまり効果がありません。ただし、隠密行動をとるにはMP5-SDでなければできないこともあります。
 屋外で敵を狙う場合は必ず伏せて、敵の頭または脚を単発で撃ってください。頭や脚を区別して撃てないほど距離が離れている場合は遠すぎるので、もっと接近する必要があります。接近できなければサブマシンガンでは力足らずです。


・サブマシンガン - 屋内
 サブマシンガンは屋内戦闘に優れています。ただし威力が弱いので一人を倒すのに時間がかかり弾薬も多く必要とするため、一度に二人以上を相手にするのは危険です。また、屋内であっても敵はピストルの弾をある程度止めることのできる装備をしていることがあるので注意が必要です。
 アサルト・ライフル同様、初心者さんはフルオートで撃ってください。ただし威力が弱いので、できるだけ脚を狙うか、胴体に弾を撃ちこんで敵がひるんだ隙に頭を撃つという手法をとってください。

 (初心者さんにはお勧めできませんが、ダブルタップという撃ち方があります。これは現実世界の特殊部隊が屋内戦で行っている射撃方法で、シングルで敵の頭の同じ場所に向けて2発連続して撃ちこむ必殺の射撃方法です。屋内戦に慣れてきたら試してみてはどうでしょうか。)


・ピストル
 GRの作戦モードで登場するピストルはM9とM9 SDです。
 こちらに気付いてない敵をピストルで撃つというのはあり得ません。ズームもなく、狙撃精度が低い上に威力も弱いからです。いくら消音仕様のM9 SDでも使うことはまず無いでしょう。しかし遠距離狙撃能力しかないスナイパーにとっては護身用として無くてはならない武器です。ピストルは10m前後で撃つ武器だと思ってください。
 敵との距離が10m以上離れている場合は中腰か伏せて1発ずつ撃ちます。10m以内の場合は中腰か立って2発連続して撃ちます。1発は胴体に撃ちこみ、すかさず頭に2発目を撃ちこみます。


・ズームのしすぎに注意
 ズームができるということは屋外での戦闘で非常に有利になりますが、同時に視野がかなり狭くなることに注意してください。特に散らばった敵数人を素早く倒すときにズームしすぎていると手間がかかります。
 屋内戦闘ではズームしすぎて動きが鈍くなることもあります。ズームができることが必ずしも良い事ではないということを覚えておいてください。




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