新米攻略!
兵士と武器の選択


兵士の種類
 GRに登場する兵士には4つの種類があります。これらの4種類の兵種は所持する武器や装備、アイテム、服装などが異なります。
 GRに登場する標準兵士について説明します。スペシャリストが揃うまでは彼らが主力部隊となるでしょう。
 スペシャリストについては「スペシャリスト紹介」と「スペシャリストの武器」をご覧ください。

兵種 主な武器 特徴
ライフル銃兵 アサルト・ライフル
グレネード・ランチャー

 屋外での戦闘で主力となる最も一般的な兵士で、いわゆる歩兵です。装備も米軍の最も一般的な装備です。
 彼らの持つグレネード・ランチャーは破壊力が高く、あらゆる場面で役に立つでしょう。
 その反面、彼らの武器は連射能力が低いため屋内戦闘には向いておらず、敵が近い状況では苦労するでしょう。

援護兵 マシンガン
 屋外での戦闘でライフル銃兵の移動や攻撃を援護する兵士です。長時間連射が可能なマシンガンを持ち、短時間で敵の集団に大きなダメージを与える火力を持っています。
 また、彼らの防弾ジャケットは強固で、ピストルの弾丸程度ではびくともしません。
 その反面、敵個人を狙うには扱いづらく、初心者にとってはどう扱ってよいか理解できない兵種でしょう。

スナイパー スナイパー・ライフル
 屋外での長距離狙撃に特化した兵士です。ズームの効くスナイパー・ライフルを持っており、敵に気付かれることなく、敵の射程外から敵を倒せる能力を持っています。
 その反面、近接戦闘の能力がかなり低く、狭い場所や見通しの悪い場所では不利になります。また、彼らの防弾ジャケットは薄く、ピストルの弾でも撃たれれば重傷もしくは死亡するでしょう。ライフル弾なら一発で確実に死亡します。
 スナイパーはその性質上、1人または2人で行動します。2人の場合、スナイパーとライフル銃兵という組合わせです。

爆破工作兵 アサルト・ライフル
FRAG(手榴弾)
ロケット・ランチャー

 屋外・屋内での戦闘で主力となり、爆発物を扱う能力に優れた兵士です。爆発物を扱えるライフル銃兵と考えてもらってもよいです。
 連射能力の高いアサルト・ライフルを持っており、4つの兵種の中で唯一、屋内戦闘に向いている兵種です。屋外での戦闘でもライフル銃兵より優れています。
 また、彼らの持つ爆発物やロケット・ランチャー無しではクリアできないミッションもたくさんあり、一番忙しい兵種といえます。
 それだけに、彼らを失うと大きな損失となるでしょう。


武器の種類
 標準兵士の持てる武器はかなり少ないです。主武装は1種類しかありません。それだけに武器についての知識を持ち、使いこなせる能力が必要です。
 ここでは各兵士のそれぞれのキットについて評価しています。
 武器やアイテムについての具体的な使用方法は別途説明します。

ライフル銃兵
主武装:M16 (30発×10)

 彼らの持つアサルト・ライフルはM16という米軍の歩兵の一般的な武器です。アサルト・ライフルとは日本語でいうと自動小銃や突撃銃のことで、マガジン(弾倉)を装着し、撃つ度に自動的に排莢・装填され次弾がすぐに撃てます。また多くのアサルト・ライフルはフルオート機構(連射機構)があります。
 そのためアサルト・ライフルは100m前後の動く標的などを撃つのに適しており、歩兵の標準的な武器になっています。基本的にアサルト・ライフルを屋外で撃つ場合は命中率を上げるために連射せずに単発で撃ちます。
 M16はフルオート射撃ができません。昔のM16ではフルオート機構がありましたが、初弾以外はまず命中しないのでフルオート機構が廃止され、単発と3連バースト機構のみになりました。そのため屋内戦闘には向いていません。

キット1 M203 (1発×6)

 M203グレネード・ランチャーはM16の銃身の下に装着されている武器です。着弾と同時に爆発し、着弾地点より半径8m以内にいるキャラを即死させる威力を持っています。見通しの良い高い場所から敵の部隊を砲撃したり、建物内部に砲撃して敵を一掃したりととにかく便利な武器です。
 ライフル銃兵のキットの中でも最も火力があり、M136ロケット・ランチャーよりもお手軽な武器なので頼りになります。ただしM203が装着されていないM16と比べるとレティクルの収束が遅いです。

キット2 センサー (2個)

 センサーは地面に設置することで、半径40m以内にいる敵の位置をコマンド・マップに表示させます。建物の付近に設置すれば内部の敵の位置が突入前にわかります。ただし、ライフル銃兵が屋内に突入するのは避けるべきなので、センサーを設置し、突入は爆破工作兵かスペシャリストに任せるという形になるでしょう。
 センサーは長くクリックすることで設置できます。

キット3 M9 SD (15発×5)

 M9 SDは米軍の標準的なピストルM9にサイレンサーを装着したものです。サイレンサーとは銃の発射音を抑える筒状の装置で、銃口に取り付けます。SDとはSound DampenedまたはSound Deffusedのことで、発射音を抑制した武器のことです。つまりSDと付いている武器は発射音が小さく、敵に気付かれる事が少ないです。
 M16とM9 SDという組合わせは、ライフル銃兵が殺人を含めた隠密行動をとるという特殊な状況下でしか使用用途がなく、万一その状況があったとしても消音ピストルで作戦を遂行するのは極めて難しいでしょう。あまり使う事の無いキットです。

キット4 追加弾薬 (30発×5)

 標準弾薬数300発に加えて150発の弾丸を余分に持てます。ただし新米モードでは銃弾が無限なのでキット4を選ぶ必要はありません。



援護兵
主武装:M249 (200発×3)

 彼らの持つM249はSAW(Squad Automatic Weapon:分隊支援火器)という種類のマシンガンです。マシンガンとは連射することに特化した銃で、日本語では機関銃と呼ばれます(注:アサルト・ライフルは機関銃ではない)。
 本来マシンガンは2人で扱い、射撃する位置を固定して歩兵の移動を援護するのですが、このM249は一人で扱えるよう軽く、歩兵に随伴して行動することを目的としています。ライト・マシンガン(軽機関銃)とも呼ばれます。
 1秒間に12.5発もの弾丸を発射することができ、マガジンには200発の銃弾が入っているため、長時間の連射が可能です。敵個人を狙って撃つのには適していませんが、敵の集団などを攻撃するのに敵しています。伏せて撃つと命中率が上がります。
 基本的にマシンガンは、撃ちまくるのではなく数発を1セットにして、小分けして撃ちます。

キット1 追加弾薬 (200発×2)

 標準弾薬数600発に加えて400発の弾薬を持つ事ができます。ただし新米モードでは銃弾が無限なのでキット1を選ぶ必要はありません。

キット2 FRAG (6個)

 FRAGとは破片手榴弾(または破砕性手榴弾)の事です。爆発の威力により破片を撒き散らし広範囲に被害を及ぼします。投げた4秒後に爆発し、半径10mに被害を及ぼします。威力は絶大で範囲内なら確実に死にます。
 特に屋内の敵に対して有効で、壁に反射させて投げるなど戦術も多いです。GRでは投げられたFRAGは投げ返せないので注意してください。また、投げる途中に撃たれるとその場に落とすことがあるので注意してください。
 歩兵に随伴する援護兵として、FRAGを持てないライフル銃兵を補うためにFRAGを持つ事は有意義であり、援護兵の理想的なキットであると言えます。

キット3 クレイモア (2個)

 クレイモアは指向性を持った対人地雷です。一般的な踏んで爆発する地雷とは違い、地雷というよりは仕掛け爆弾と言った方が良いです。設置した後、再びクリックすることで爆発させることができます。
 指向性があるために被害を受けない範囲があります。そのため、敵の出現しそうな方向に向けて設置したりと用途が増えます。有効範囲は前方15mまでです。
 はっきり言って、敵の待伏せなどには全く使い物になりません。また、敵がクレイモアを警戒して侵入できないなどということもないので脅威にもなりません。ただし、ドアの破壊や陽動など変わった使い方をすることで結構効果があります。
 建物のドアの爆破や、突入の際の陽動などの目的がある場合に限り有効なキットだと言えます。
 クレイモアは長くクリックすることで設置できます。

キット4 M9 SD (15発×5)

 ただでさえ派手な援護兵にM9 SDを持たせる意味は無いでしょう。あるとすれば援護兵が屋内に入る時の武器としてですが、援護兵を屋内に入れるのは避けた方が良いので、あまり役に立たないキットだと言えます。



スナイパー
主武装:M24 (6発×10)

 M24は米軍の標準的なスナイパー・ライフル(狙撃銃)です。ボルト・アクションのライフルで、一度撃つとボルトを後退させ手動で排莢する必要があります。GRではその行為を自動で行いますが、排莢-次弾装填までに少し時間がかかります。
 M24のスコープは10倍で装弾数は6発とGRに登場する狙撃銃の中では最も低いのですが、その狙撃精度は一番高いです。非常に優れた狙撃銃と言えます。

キット1 M9 (15発×5)

 M9ピストルは前述のM9ピストルのことですが、サイレンサーはついていません。その変わり威力はM9の方が若干強いです。狙撃能力に優れたスナイパーですが、逆に言えば狙撃能力しか無いと言えます。彼らも移動しなければならないのですが、不幸にも移動中に敵に発見されてしまった場合、狙撃銃で即座に狙うのは非常に難しいです。
 それを補うためにM9を持つ事は非常に有意義であると言えます。近接戦闘能力としてのM9はすずめの涙ですが、あるのと無いのでは大違いです。護身用としてお持ちください。
 ただし、ピストルでの射撃は非常に難しく、圧倒的に不利であるということを覚えておいてください。

キット2 M9 SD (15発×5)

 キット1と同じく、スナイパーがM9 SDを持つ事は有意義です。狙撃ポイントに移動する際、ルート上に敵を発見して排除しなければ進めない場合、大きな音の出る狙撃銃で撃てば他の敵兵に気付かれ、状況が不利になることもあります。
 それを回避するために、M9 SDを持ち、他の敵に気づかれずに敵を排除することができます。キット1よりもプロに徹したキットだと言えます。

キット3 追加弾薬 (6発×5)

 標準弾薬数60発に加えて30発余分に持てます。ただし新米モードでは銃弾が無限なのでキット3を選ぶ必要はありません。

キット4 FRAG (6個)

 遠距離狙撃が命のスナイパーにとってFRAGは全く役に立ちません。建物などでFRAGを投げるだけの役のために持たせるという手もありますが、仲間が建物に突入する時はスナイパーは周りを警戒するのが理想だと思います。
 ただしスナイパーは頻繁にピストルに持ちかえる習性があるので、その行為が許せずスナイパーにピストルを持たせたくない場合はこのキットを選ぶという手もあります。



爆破工作兵
主武装:M4 (30発×10)

 M4はM16の全長を短縮しフルオート機構を備えたアサルト・ライフルのカービンタイプで、特殊部隊に好まれています。カービンとは持ち運びを容易にするために全長を短くしたアサルト・ライフルのことです。
 非常に扱い易く、全ての性能でM16を上回ります。特にフルオートでも命中精度の高く安定しており、屋内戦闘に向いております。GRの中で最も扱い易く優れた武器だと言えます。屋外での戦闘でもM16よりも扱い易いです。

キット1 爆発物 (3個)

 爆発物は武器ではなく、任務遂行に必要なアイテムです。プレイヤーができるのは設置のみで、自分の好きなように爆発させることはできません。ミッションによっては爆発物が無いとクリアできないものもあるので、その場合は必ず選ばなければならないキットになります。爆発物を設置する必要の無いミッションではこのキットを選ぶ意味が全くありません。
  爆発物は長くクリックすることで設置できます。

キット2 M136 (1発×4)

 M136対戦車ロケットは戦車を破壊することができる唯一の武器です。戦車を破壊しなければクリアできないミッションでは必ず選ばなければならない武器です。M136は破壊力が高く敵兵に対して使用しても有効なため、戦車が出てこないミッションでも役に立つ事がよくあります。使用頻度の高いキットです。

キット3 FRAG (6個)

 屋内戦闘に向いているM4に加えてFRAGを装備することは非常に有意義です。屋内に突入する際、まずFRAGを投げ込んで危険を排除し、その後に突入するという手法がとれます。屋内に突入する必要があるミッションでは是非とも使用したいキットです。

キット4 M9 SD (15発×5)

 使用頻度が低いキットといえますが、万能であるM4を持ち、さらに隠密行動のできるM9 SDを持てば戦術の幅も広がるでしょう。



技能ポイントについて
 全ての兵士には4種類の技能ポイントがあります。武器・ステルス・持久力・リーダーシップです。
 正直に言ってしまうと、これらの技能ポイントをゲーム中実感することはあまりありません。例えば技能ポイントが1から8まで上がったとしても、すごく強くなるわけではありません。特にライフル弾で撃たれれば重傷または即死なので持久力のポイントは意味が無いようなものです。

 あくまでも気休め程度に考えてください。ただ、戦闘に参加させる兵士はやはりポイントが高い者が良いです。標準兵士の初期値は大抵の兵士がどの技能も1か2ですが、時には3の兵士も現れるので、そういう兵士がいたら積極的にミッションに参加させるとよいでしょう。

 戦闘に参加させた兵士は、その都度戦闘ポイントが1ポイント増えます。次のミッションの兵士選択画面で、そのポイントを技能ポイントに割り振ることができます。どのポイントに割り振るかはご自由にどうぞ。

 ミッション数の少ないデザート・シージやアイランド・サンダーではミッション1の兵士選択画面ですでに戦闘ポイントがあります。DSでは4ポイント、ITでは5ポイントがあるので、ミッション開始前の兵士選択画面で忘れずにポイントを割り振ると良いです。



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