ここでは初心者にわかりやすいように噛み砕いて説明するので、多少の用語の誤りがあるかもしれません。御了承ください。
●インターネットの基礎知識
インターネットに接続している状態を「オンライン」といいます。マルチプレイはインターネットを利用して他のプレイヤーと遊ぶので、当然「オンライン」である必要があります。つまり、インターネットができる環境でないとマルチプレイはできません。
まず、パソコンの話をする前に、現実世界のことに例えて簡単に考えてみましょう。
友達と一緒に集まって、お酒を飲むことにしました。外で飲むわけにはいかないので、どこか場所を決めて飲むことにしました。考えられる場所として、居酒屋、自分の家、友達の家があります。 |
さて、話をパソコンに戻しましょう。
マルチプレイで遊ぶには「サーバー」が必要です。日本ではしばしば「サーバー」のことを「鯖(さば)」という俗称でも呼ばれます。
用例:「鯖が立った」「鯖落ちした」「鯖が不安定だ」
「サーバー」とは、ネットワーク上で他のコンピューターにファイルやデータを提供するコンピューターです。と書くと難しいかもしれませんね。要は「サーバー」という役割のパソコンです。
上の例で言うと
「サーバー」は「場所」になります。
最近、インターネットを利用した「オンラインRPG」なるものが流行しています。オンラインRPGで遊ぶにはサーバーに接続する必要があります。この時のサーバーはオンラインRPGのソフトを作った会社がサーバーを提供していて、プレイヤーはみんなこのサーバーに接続します。
上の例で言うと、
「オンラインRPGのサーバー」は「居酒屋」です。そして
「プレイヤー」は「自分と友達(客)」です。
GRデモ版のマルチプレイもまたサーバーが必要です。しかしゴースト・リコンを作った会社(UbiソフトとRSE)はサーバーを提供していません。となると、私達でサーバーを立てなければいけません。つまり私達の内の誰かがサーバーを提供しなければいけません。
とりあえず私がサーバーを提供することにしました。サーバーを提供してゲームを主催する人を「ホスト」といい、ゲームに参加する人を「クライアント」と言います。
上の例で言うと、
「GRデモ版のサーバー」は「自分の家」、
「ホスト」は場所提供者である「自分」、
「クライアント」は家に遊びに来た「友達」です。
もし、他の人がサーバーを提供するとしたら、自分は「クライアント」になります。
上の例で言うと、
「GRデモ版のサーバー」は「友達の家」、
「ホスト」は場所提供者である「友達」、
「クライアント」は友達の家にお邪魔した「自分(と他の友達)」です。
ホストは一人で大丈夫です。
サーバーを提供してくれる人がいても、そのサーバーがどこにあるのか知る手がかりが必要になります。それが「IPアドレス」です。コンマで区切られた4つの数字であらわされます。例えば「123.456.7.89」のような感じです。
上の例で言うと、
「IPアドレス」は「自分(友達)の住所」です。
おわかりいただけましたでしょうか?要約すると、GRデモ版で遊ぶにはサーバーが必要で、プレイヤーの誰かがサーバーを立ててホストをしないといけない。誰かがサーバーを立てたら他の人はホストのサーバーにアクセスし、クライアントとしてゲームに参加する。ということです。
ここで注意することは、誰でもホストになれるわけではないことです。ルータやファイアウォールがあるとホストができません。ルータやファイアウォールがあっても設定を変えることでホストをすることができますが、ここでは省略します。
また、性能の低いパソコンをサーバーにすると動きが重くなり、落ちる(強制終了される)ことがあります。
●オプションでマルチプレイヤーの設定をする
[オプション]の[マルチプレイヤー]でマルチプレイヤーの設定をすることができます。
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