●考察
・実験から40mm砲弾を正確に着弾させるための最大距離は440mであることがわかった。
・誤差が生じた原因は、砲弾の初速がデータより遅い、空気抵抗がデータより大きい、画面が端にいくにつれて画像が歪んでいる(角度が正確でない)、重力加速度が9.8ではない、レティクルに誤差がある、などが考えられる。
・200m〜300mでは10mごとに0.5〜0.6度ずつ増えている。40mm砲弾の有効殺害範囲は半径8mなので、0.2度以内の誤差なら、ほぼ目標を倒せると考えられる。
・200m〜300m以上は角度の変化が著しい。40mm砲弾は20mm砲弾より目標に正確に当てるのが難しいと考えられる。
・今回の実験は複数回行ったが、全て同じ角度だったわけではない。最も正確であろうデータを掲載したが、同じ角度でも距離が前後することもある。 |